飲食店の客単価を上げる為にはデザート(スイーツ)の導入がおススメ
飲食店が売り上げをあげる一つの方法として「1人当たりの客単価をあげる」という事があります。
客単価をあげるといってもシビアな現代の消費者に対して、単価が高く利益率のいい商品を注文してくれるとは限りません。原材料があがったからといって料金があげてしまうと客離れするのではないかと危惧されます。
客単価をあげたいけどあげれない・・・そんなお悩みを抱えている飲食店様はデザート(スイーツ)の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
デザートはお店にとってもご来店されるお客様にとっても嬉しい商品です。
とあるカップルが食事中の会話を一部ご紹介。
女「あ~もうお腹いっぱい。もう食べれない~ごちそうさま」
女「あ!このデザート美味しそう♪最後に食べていい?」
男「まだ食べるのかよ・・・じゃあついでに俺も食べようかな」
まぁよくありそうなパターンですが・・・。
これだけの会話で仮にデザートが1つ300円だったとすると2つの追加注文で600円お店に入ってきます。
もしデザートを用意していないお店であればこの600円は入ってこなかった金額でしょう。
「デザートは別腹」
というように、お酒や食事でお腹がいっぱいになっていたとしても最後にデザートだけは食べたいという方は多いですよね。
最後にお口直しでサッパリしたいと思う人が必ずいます。
デザートと食べたと食べてないとではお客様に与える満足感も大きく変わってくるのです。
デザートの注文数を増やすためのおすすめアイテム
既にデザートを導入しているお店はあると思いますが、デザートはメニュー表の片隅に追いやられ、ついでに置いてるみたいな感覚で捉えているお店が多いような気がします。
デザートの注文する方の大半は食後に「追加注文」という形でオーダーをされます。
基本的には注文後はメニュー表を再度開く事はありません。
そうなるとデザートの存在感が薄れ、ある事にするら気付いてもらう事ができません。
追加オーダーを取りたい商品こそ、目立つ位置に常にアピールし続ける必要があるのです。
「卓上POP」です。
各テーブルに設置する事ができる卓上POPは邪魔にもならずお客様が座る視線に対し垂直に近い為、食事中、自然と情報が目に飛び込んできます。
ファミレスなんかにはよく置かれていると思いますが、追加注文を取りやすい商品が並べられており、必ずといっていいほどデザートの商品は載せています。
先月とある飲食店さん(席数15席ほどの小規模なお好み焼き屋)でデザートを始め、この卓上POPを使い告知を行いました。
1個330円に設定したデザートを1ヶ月で144個のオーダーを受ける事に成功しました。
デザートの売り上げだけで47,520円の上積み。
この金額が多いか少ないかは人それぞれの価値観ですが、
少なくとも今までは取る事ができなかった売り上げをプラスさせることでき、必然的に客単価をあげる事ができました。
本日のまとめ
最後の〆になるデザートだからこそちょっとした盛り付けやこだわりをもって出してほしいですね。
手作りのデザートを用意してもらえると興味をひいてもらうきっかけにもなりさらにいいですね!
私も含めですがデザートを求めているお客様は非常に多いです。
そして居酒屋、ラーメン屋、焼肉、イタリアン、フレンチなど飲食店であればどんなジャンルのお店であっても1種類だけでも用意してほしいです。
客単価を方法として飲食店さんはデザートの導入、見直しを検討されてみてはいかがでしょうか。