チラシ シャンパルテエ効果 錯覚

“錯覚”を生む数字のマジック

世の中には類似商品が多く出回っていますが、同じ商品だったとしても見せ方を工夫する事で受け取った人の印象をガラリと変える事ができます。
それが広告の力であり、出し方一つで売り上げが大きく変動します。
今回は広告物などを制作する際の1つのテクニック。
受け取った方が錯覚してしまうマジックのような現象「シャンパルティエ効果」についてご紹介します。

シャンパルティエ効果とは?

例えば5kgの鉄アレイ5kgの羽毛布団があったとします。
2つを見比べたときに何となく5kgの羽毛布団の方が軽そうに思いませんか?
このように、同じ重さだったとしてもイメージや先入観で判断基準が変わってしまう人間の錯覚の1つの現象です。

大手企業から具体例を用いて学ぶ

このシャンパルティエ効果は、広告の他にテレビ番組やCM、アナウンスなど様々なケースで使われています。
その一部を少しだけご紹介します。

ケース1 タウリン1000㎎配合

CMなどでもよく流れている栄養ドリンクの有効成分の紹介。
1000mgも入っていれば元気になる気がしますよね?
でもこれって1000mg=1gという事です。
むしろ一般的には1gと表記した方がイメージも付きやすいはずです。
しかし「タウリン1g配合」と表記するとあまり効きそうな感じがしないですし、アピールポイントにはなりにくいですよね。
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ケース2 レモン100個分のビタミンC

これも健康食品やサプリメントなどでよく使われる表記だと思います。
「ビタミンC2000mg配合」と「レモン100個分のビタミンC」内容は同じなので効果は一緒。
ただレモン100個分のビタミンC」がこの一粒に入ってるんだとイメージが膨らみやすいです。
レモンはビタミンCが豊富という一般の人のイメージと1日に100個も食べれないよねという先入観が頭の中で働き、購買意欲が増すのです。
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ケース3 全品30%オフ!さらにレジにて20%オフにします!

よくアパレル系のお店のバーゲンセールスなどでこのような店員さんの掛け声を耳にした事ないでしょうか?
「50%(半額)になるの?安い!」と思わず買っちゃった人。
これは大きな間違いです。
よく考えてみると例えば定価10,000円の商品だった場合。
10,000円×0.7(30%)=7,000円
7,000円×0.8(20%)=5,600円
実は44%にしかなってません。
2回に分けて割引をすることで特別感、お得感をより感じさせる効果を得る事ができます。
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本日のまとめ

ほかにも”これ1杯で1日分の野菜が採れる”や規模間を表すために“東京ドーム○個分”といった表現の仕方などもあります。
このシャンパルティエ効果は身近な所で様々な表現で活用されています。
大手企業やマーケティング業界ではこういった手法を計算して意図的に活用することで広告の価値を高めております。
まずは皆さんもシャンパルティエ効果をどういった所で狙っているのか色々探してみてはどうでしょうか?
最後に、チラシなどでPRする際、受け手のイメージを膨らますという点では非常に有効な戦略ですが、多用しすぎると逆に怪しい、ウソっぽいという事にもなりかねません。
誇大広告・誇大表現には十分にご注意した上でご活用ください。

 

 
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